てらこやの雑記帳

いろいろなことを書いていく、かもしれません。

京都秘封に行きました

こんにちは。てらこやです。昨年のGUTアドベントカレンダーでは洞窟物語について書きました。今年は「12月って秘封倶楽部の日あるじゃん」と気づいたので秘封倶楽部について書きます。と言っても秘封倶楽部について直接語ろうにも何を話せばいいんだろう……布教するにはうつつのゆめとか星降る夜のユートピアとかで殴ればいいし……ということで、京都秘封に行ってきた感想を書こうと思います。

はじめに

何を話せば……と言いましたが、敢えて秘封倶楽部を語るなら、彼女たちを一言で表すなら、「無限の可能性」でしょうか。
東方Projectのキャラクターの設定は、緩やかに原作STGや書籍を通じて表現されています。描かれるキャラクターの側面は書籍毎に大きく異なります。鈴奈庵はシリアスな雰囲気だったり、求聞史紀・求聞口授は阿求の視点だったり……多角的な視点からのキャラクターの描写を総合することで、キャラクター像が見えるようになっているわけです。
蓮子とメリーは音楽CDのブックレットにしか登場せず、STGのキャラクターと会話を交わすこともありません。二人の会話は多いものの、書籍などに登場することは全くないのです。そのため、私たちは彼女たちの一方的な側面、特に二人がともに存在している状態での彼女たちしか見ることができません。
秘封倶楽部初代会長は香霖堂や憑依華、各種書籍に登場することもあり多くの情報が得られます。しかし、それでも蓮メリとの関係性は明示されていません。
情報量に対してキャラクターの深部まで見通すことができない少女たち、それが秘封倶楽部であり、そこには無限の可能性が眠っているのです。無限の可能性を暴くのが私たちの妄想です。妄想の果てに生まれる想いなり創作物はまだ誰かの妄想を刺激して、何かが生まれて、——途絶えることなく続いていく想像と創造の連鎖こそが秘封倶楽部、というか同人の面白さだと思います。
 
なんか大きなお話になってしまいましたが、そろそろ本題、京都秘封に行ってきた感想に移りましょう。

京都秘封とは

そもそも京都秘封とはなんぞやという話ですが、これは京都で行われる秘封倶楽部オンリー即売会を差しています。正式名称は「科学世紀のカフェテラス」です。同時に求代目の紅茶会、文々。新聞友の会も開催されていて、全部まとめて京都合同と呼ばれていることもあります。
京都秘封は即売会だけではありません。即売会の前日にはライブイベント「あの日視た幻想」(通称あの幻)があります。最近は即売会の前日やアフターイベントとしてライブが行われることも多いですが、あの幻は秘封アレンジオンリー!秘封ボーカルアレンジで秘封を知った身としては、京都に行く目的はこのライブにあるといってもいいくらい楽しいライブです。

1日目

京都の地に降り立ったのは朝5時。京都駅前の意外と混雑しているなか卯で朝食を済ませ、高雄に向かいます。高雄は京都市街の北西、盆地の淵に位置しています。高雄からハイキングコースを歩いて嵐山に行こうという計画でした。
2年前からGUTの人たちを募って京都に行っていますが、去年は台風が接近していて観光を一切せずにカラオケに直行しました。今年は観光したいというのと11月なら紅葉見れるかなということで山に近いところに行きました。
ガバガバ計画のせいで地下鉄からバスの乗継で全力ダッシュする羽目になりました(ごめんなさい)が、7時くらいに無事到着。バスに乗っている観光客は自分たちだけでした。 降り立った場所はここ京都か??という山奥で、朝5時の京都駅よりも寒かったです。 

ただその甲斐あって紅葉を見ることができました。紅葉の名所である神護寺は開門が9時だったのでスルーして山下りへ。早朝のおかげか、ハイキングコースでもほとんど人に出会うことなく清滝まで抜けることができました。

 

ただ、嵐山まで降りてくると人がわんさかいてしんどい……歩きすぎて足も疲れた……ということでさくっと離脱してあの幻までマクドナルドでだらだらしました。
あの幻は......最高でしたね!!!!!!全サークルが最高だったのですがやはりこれは言葉で伝えるよりも体験した方が手っ取り早いのであの幻に来ましょう(宣伝)今までで一番楽しいあの幻でした。
あの幻に限らずライブは楽しいですね。ボーカルアレンジを聞く人は是非一度ライブに足を運んでみてください。音の伝わり方が普段家で聞くよりも格段にいいですし、何より生のボーカル、生の演奏はCDとは全く違うものです。好きなサークルがあるならぜひそのサークルのライブに行ってみてほしいですし、東京であれば月末金曜日に東方LIVEBOXというメロンブックス主催のイベントが行きやすいですね。あとはうた祭りもいろいろなサークルを一挙にみられるので楽しいです。
ちなみに1日目の歩数は32,702歩でした(iPhone曰く)。ライブの前に2万歩ちかく歩いたのは頭が悪かったので、来年からは修正したいです。でも歩かない観光をすると人が多いところに行ってしまいがちで疲れるんですよね……

2日目

京都秘封に行きました。京都秘封はいいですね。以上です。
もう少し詳細に話しましょう。コミケ例大祭はたくさんの人がひしめき合っていて、いろいろなところに行列ができて、戦場のようなお祭り感があってとても楽しいです。京都秘封などのキャラオンリー即売会はコミケなどと比べると人が少なくて穏やかな空間ですが、熱量はコミケに負けず劣らずどころか、密度だけで言えば圧倒しているといえるでしょう。CDのブックレットで会話してるだけのキャラの作品を出すサークルが200近くも一堂に会するなんて、冷静に考えるとすごいですよ。その熱量を感じるだけでも楽しいですね。薄い本がたくさんあってさらに楽しい。
楽しい京都遠征でした。

おわりに

即売会は楽しいですね。皆さんも良い即売会ライフを。